概要

 鎮痛薬・オピオイドペプチド研究会は1980年にInternational Narcotics Research Conference (INRC:国際麻薬研究会議)に対応するわが国の研究組織として生まれ、第1回鎮痛薬・オピオイドペプチドシンポジウムが高木博司教授(当時京都大学薬学部)および藤村 一教授(当時岐阜大学医学部)の呼びかけにより京都にて開催されました。


翌1981年には高木教授主催のもと第12回INRCが京都で開催されました。 本研究会の目的は鎮痛薬およびオピオイドペプチドの薬理あるいは生理作用を中心に痛みの制御の問題等を基礎・臨床の両面から幅広く捉え、これらの研究の向上を図り、INRCと密接な関係を維持しつつその成果を普及することです。


 また、入手困難な研究用オピオイドの導入にも力を注いでいます。 研究会の主要な事業として毎年開催される鎮痛薬・オピオイドペプチドシンポジウムは、わが国における鎮痛薬およびオピオイド研究を組織的に進める唯一の会合であり、日本におけるオピオイドの研究は本シンポジウムで常に集大成されています。


▲ TOP